◆オフラインバックアップ

SQLServerの自習書に沿ってバックアップと復元を試してみる

オフラインバックアップ

テスト用データ作成

1. 「Management Studio」を起動してSQLServerへ接続
2. 「クエリエディタ」を起動
   
3. 以下のSQLを張り付ける
   

   -- データベース「sampleDB」の作成 CREATE DATABASE sampleDB go -- テーブル「t1」の作成 USE sampleDB CREATE TABLE t1 (a int) -- データの追加 INSERT INTO t1 VALUES(1) INSERT INTO t1 VALUES(2) SELECT * FROM t1

4. 実行
   

SQLServer関連のサービスの停止

1. 「Win + R」で「ファイル名を指定して実行」を開き「services.msc」で「サービス」ウインドウを開く
2. 「SQLServerAgent」サービス」を停止(起動していない場合もあり）
   
   「PowerShell」コマンドでやる場合は

   >Stop-Service SQLSERVERAGENT

3. 「MSSQLServer」サービスを停止
   
   「PowerShell」コマンドでやる場合は

   >Stop-Service MSSQLServer -Force

データファイルのバックアップ

1. 「エクスプローラ」を開く
2. 「SampleDB.mdf」と「SampleDB_log.ldf」を適当な場所へコピーする
   （通常は、「C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL11.MSSQLSERVER\MSSQL\DATA」に存在するはず）

障害のシュミレート

オリジナルの「SampleDB.mdf」と「SampleDB_log.ldf」をエクスプローラで削除してみる。

SQLServer関連のサービスの開始

停止の時と同様の手順でサービスを開始する。
開始は、「MSSQLServer」「SQLServerAgent」サービス」の順に行う。

「PowerShell」コマンドで行う場合は、

>Start-Service MSSQLSERVER >Start-Service SQLSERVERAGENT

エラーの確認

1. 「SQLServerManagementStudio」を起動
2. 「オブジェクトエクスプローラ」で「データベース」「SampleDB」を展開
3. 以下のエラーが表示されるのを確認する
   

SQLServerログの確認

1. 「SQLServerManagementStudio」を起動
2. 「オブジェクトエクスプローラ」で「管理」「SQL Server ログ」を展開し「現在 - 」をダブルクリック
   
3. 「ログファイルの表示」ウインドウで「フィルター」をクリック
   
4. 「フィルターの設定」で「テキストを含むメッセージ」に「SampleDB」を指定して「フィルターの適用」をチェックして「OK」
   
5. 「指定されたファイルが見つかりません」といったエラーが確認できる
   

バックアップからの復元

1. サービスの停止
2. バックアップしていた「SampleDB.mdf」と「SampleDB_log.ldf」をコピーして元に戻す
3. サービス開始
4. 「SQLServerManagementStudio」を起動し「SampleDB」にアクセスできるようになったことを確認する

オフラインバックアップを別のマシンに復元

データベースを削除

別のマシンをシュミレートするために「SampleDB」を削除する

1. 「SQLServerManagementStudio」で「Ctrl + N」で新しいクエリを開き以下のSQLを実行
   

   USE master DROP DATABASE sampleDB

   
   ツリービューで展開していたりすると以下のようなエラーになるので閉じてから再実行
   
   それでも排他される時は以下のSQLで強制終了してから再実行する
   

   USE master ALTER DATABASE sampleDB SET SINGLE_USER WITH ROLLBACK IMMEDIATE